小児歯科・小児矯正

小児歯科の大切さ

子供のころに身についた生活習慣は、大人になっても基本的には変わりません。これは口腔環境も同様です。乳歯が生えてから1~2年のうちに、いかにケアできたかで虫歯のなりにくさが決まります。

乳歯は永久歯に生え変わるからといって虫歯を放置すると、永久歯にまで悪影響が及ぶ可能性があります。大切なお子様の歯と身体の健康を守るためにも、当院をご活用ください。

お子様にやさしい歯医者さん

当院では、お子様専用のユニットで診療をしています。
「歯医者さんが怖くない」「また通いたい」と言ってもらえるようお子様に寄り添った診療をします。
また、お母さんなどご一緒でも大丈夫なように診療室も広く取っています。

小児歯科メニュー

フッ素塗布

フッ素塗布フッ素塗布とは、歯にフッ素を塗ることで歯質を強化する処置です。

フッ素は、緑茶やビール、りんご、大豆、牛肉、歯、骨などに含まれる元素で、歯のエナメル質を強化することで虫歯菌が出す酸への耐性を高める効果があります。

フッ素の働き

フッ素には、歯の表面を覆うエナメル質を酸に強い性質へと変える働きがあります。また、歯から溶け出したカルシウムやリンが歯に戻る「再石灰化」を促します。さらに、虫歯菌の働きを弱めて、酸の生産を抑える働きもあるのです。

このように、複数の角度から虫歯リスクにアプローチできるため、虫歯予防に効果的な処置と言えます。

シーラント

シーラントシーラントは、奥歯を歯科用プラスチックで埋めて、虫歯のリスクを抑える処置のことです。

使用する歯科用プラスチックにはフッ素が含まれているため、歯の再石灰化を促せます。4年以上で約60%の虫歯予防効果が期待できるとされており、特に溝が深くて複雑な形状をしている6歳臼歯に有効な方法です。

小児矯正について

気になるお子様の癖はありませんか?

小児矯正について乳歯はいずれ生え変わりますが、乳歯の時点で歯並びが悪い場合は、永久歯の歯並びも悪くなる可能性があります。

子供のころに小児矯正を受けることで、大人になってから抜歯が必要な矯正治療を免れられたり、矯正治療をせずに済んだりする場合もございますので、お子様の歯並びが気になる方はお早めにご相談ください。

指しゃぶり、おしゃぶり

指しゃぶりやおしゃぶりは、前歯を押し上げる状態になるため、歯並びが乱れやすくなります。
ただし、おしゃぶりは3~4歳頃まで続けている場合を除き、大きな問題にはなりません。

唇を噛む

唇と噛むクセは、上下の前歯の噛み合わせを悪くする恐れがあります。

口呼吸

口を常に開けていると、舌が前方向に出たり、低い位置になったりすることで、噛み合わせを乱す恐れがあります。

舌で歯を押す

舌で前歯を押すと、歯が少しずつ動いて歯並びが乱れる可能性があります。

片側だけで噛む

片側の歯と顎に負担がかかることで、歯並びが乱れます。
また、噛まない方の筋力が衰えて、顎や顔にゆがみが生じる可能性があります。

ほおづえ

ほおづえをつくと、歯を支える歯槽骨に負担がかかり、歯並びが乱れる恐れがあります。

小児矯正メニュー

プレオルソ

プレオルソプレオルソは、口周りの筋肉と舌を鍛えることで、歯並びが整うように促す装置です。舌の位置の問題や口呼吸などが改善することで、顎の発達や歯並びに良い影響を与えられます。効果を引き出すには、毎日の簡単な口腔筋機能訓練が必要です。

現代の子供は、口周りの筋力が衰えることで歯並びが乱れやすくなっています。筋機能の問題を放置すると、顔と歯並びの正常な発達に支障をきたすため、早期に対処することが大切です。

歯列に改善が見られたら治療はいったん終了しますが、永久歯がある程度生え揃うまでは、後戻りを防ぐためにマウスピースを装着する必要があります。

プレオルソの効果
  • 出っ歯や開咬、受け口、深い噛み合わせなどの改善
  • 口周りの筋肉のバランスを整える
  • 口が開きっぱなしになる状態の改善
  • 正しい鼻呼吸へと導く
  • 飲み込み方や発音のトレーニング
  • 口腔機能の改善によって免疫力をサポート

拡大床

拡大床拡大床(かくだいしょう)とは、歯列の横幅を横方向へ拡大したり、数本の歯を移動したりする装置です。装置の中央についている拡大ネジを調整することで、歯の土台である歯槽骨を横方向へと押し広げます。

拡大床には、レジンのプレートと金属製のワイヤー、拡大ネジの3つで構成されているプレートタイプと、レジンのプレートが付属していないスケルトンタイプがあります。適用するのは、主に乳歯と永久歯が混在しているお子様です。

拡大床だけで噛み合わせが整う場合もありますが、基本的には永久歯が生えそろってからワイヤー矯正で全体の歯並びや噛み合わせを調整することになります。

MFT(口腔筋機能療法)

MFT(口腔筋機能療法)歯並びや噛み合わせには、子供のころの生活習慣が関係しています。指しゃぶりや口呼吸、歯を舌で押すなどのクセがあると、口周りの筋肉のバランスが崩れて歯並びが乱れます。

その改善のために舌を鍛えるのがMFT(口腔筋機能療法)です。 厚木アイタル歯科・矯正歯科では、乳幼児期・学童期に口腔機能を整えるために、MFT(口腔筋機能療法)を行っております。口腔機能のレベルが一定以下の場合、成人期に咀嚼や発音などに支障をきたし、高齢期にますます口腔機能のレベルが低下します。

口腔機能を整えることは、小児期にしか行えません。お子様の一生に深く関わることですので、歯並びが気になる親御さまはお早めにご相談ください。 

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